ひとり旅プラン一覧
286件のプランが見つかりました!
 
								冬季封鎖直前の車中泊のバス旅
2024/12/14
- Myジョワ
- アクティブ
上高地は長野県道24号上高地公園線の釜トンネルを抜けた先にあり、一般車両の乗り入れが禁止されています。また、開門時間が5時から18時までと限られているため、5時前になると中の湯ゲート前には開門待ちのツアーバスやタクシーが列を成します。 前日の21時に新宿を出発し、夜通しで待つことしばらく。 ゲート前には「卜伝の湯」と呼ばれるお湯が湧き出す場所があり、温泉に浸かりたくなる誘惑に駆られる人もいるでしょう。 この場所から少し登ると、高山市へ抜ける安房トンネルがあり、私にとっては馴染みのある道です。 10月下旬、上高地が最も美しくなる時期。これまで夜行ツアーは何度も利用していたので、慣れたと思っていましたが。 やはり秋の上高地は予想以上。ツアーバスは多くの乗客を乗せるため座席のスペースに余裕がなく、ほとんど眠れないまま5時の開門を迎え、上高地に足を踏み入れることに。 大正池に着いた時、高地にあるだけあり気温は既に氷点下。ですが、夜明け直後の白み始めた風景の中で大正池を眺められるのは、この時間に訪れた者だけが味わえる特権です。 とはいえ、大正池は1915年(大正4年)の焼岳噴火によってできてから長い時間が経つため、かつての幻想的な「池の中に立つ木々」の景色はほとんど失われています。 その代わりに少し先の田代池では、浅い水深のおかげで木々が枯れず、まさに「幻想的」と呼ぶにふさわしい風景が広がり、眠気も吹き飛ぶ美しさ。 そして、いつもなら観光客で混雑している河童橋も、この時間帯は人がほとんどいません。 上高地の中は自由行動ですが、滞在時間は12時30分までと限られています。それまでに明神池を訪れ、河童橋まで戻らなければなりません。圧巻の紅葉を目の前に、時間との勝負を強いられるのです。 その時目にした風景は言葉で表現し尽くせないほどで、むしろ文章にするのが無粋に感じるほど。そして、この地で泊まりたいという決意が自然と湧いてきました。 しかし、問題はここから東京に帰る道のりです。 ご想像の通り、紅葉シーズンの長野県から東京への帰路は大渋滞が待ち受けています。松本インターにたどり着くまでに4時間もかかるほどの混雑。 とはいえ、その道中の風景も非常に美しいので、渋滞の苦痛を和らげてくれます。 特に沢渡(さわんど)付近の紅葉は圧巻であり一見の価値があり。ストリートビューで見ることもできますが、実際に目にする感動には及びません。 結局、新宿まで戻るのに中央道の渋滞も含めて8時間もかかりましたが、その道中で見た風景は今でも忘れられません。
 
								巨匠・五社英雄と宮尾登美子の愛した陽暉楼
2024/12/14
- Myジョワ
- リッチ
京都駅から自家用車を走らせること4時間、雨の高知県は得月楼に到着したのは3月の末であった。 私が得月楼を知ったのは、直木賞作家の宮尾登美子の作品であったか、あるいは五社英雄により映画化された『陽暉楼』や『寒椿』であったかは定かではない。 ともかくも、得月楼とは西海(中国・四国・九州地方の総称)一の遊郭と謳われた大妓楼で華やかに装った芸者・舞妓が妍を競った場所なのである。小説などではもっぱら旧称の陽暉楼として登場する。 女性にとって、妓楼とは一つの秘境である。例外はそこで働く女性だけだ。 私は勇気を振り絞って、秘境に足を踏み入れた。 往事は一つの町ほどの大きさがあったといわれる大妓楼も、今はビルの間に静かにたたずんでいる。しかし、門をくぐると圧倒された。敷石が畳一枚分ほどの巨石なのである。ヒールの音を響かせて入り口に向かうと、着物姿の2人が静かに立っていた。 「雨の中大変だったでしょう」 本場の高知弁を聴くのは初めてだ。 「靴はそのままにしといてください、さ、お座敷へ」 亭主と思われる男性が私の靴を手にしていった。 ああ、ちゃんとした靴を履いてきてよかった。 座敷の中に通される。 女性一人できた私への気遣いであろう、仲居さんが終始話し相手になってくれた。 皿鉢という大皿料理とお酒が名物であるが、下戸で女一人なのだからしようがない。 予約していた懐石料理に、ジュースを頼んだ。 懐石料理を食べた経験はそう多くないが、味・趣向ともにとびぬけていたと思う。 仲居さんに得月楼を訪ねた経緯を伝えると、 「お若いのによくご存じですね」 ととても喜んでくれた。 食後は料亭内を案内して貰えた。 「もう梅の季節は終わってしまいましたが」 そういわれてみた盆栽の直径は、軽く1.5メートルはあった。 金箔の貼られたふすまに、お風呂の様に大きい火鉢、高知で初めて車を買ったのは得月楼であったなど、豪華な話は尽きない。 芸者たちの写真もあった、女優顔負けの美人ぞろいである。 まさに物言う花というべき美女たちに囲まれ、訪れたお客たちは天界に上った気持ではなかっただろうか。 店から出た時、雨はやんでいたのでホテルへは歩いて帰った。 なんだか異世界から戻ってきた気分だ。 日記をつけるために得月楼閣の公式HPやSNSをチェックする。 現在は名士の集まりだけではなく、結婚式会場やお食い初めの場所としても利用されているようだ。 かつての妓楼は、現在は高級料亭、あるいは社交場として完全に開かれた場所になったのだ。 ただ一つ、「コンパニオン派遣可能」の文字に、一抹の寂寥感を感じた。
 
								冬の贅沢函館旅
2024/12/13
- Myジョワ
- アクティブ
札幌や旭川の方は何度か訪れたことがあったのですが、今回は初の函館へ。 旅の目的ははこだて冬花火を見に行くことでしたが、そのほかの時間はひたすら観光地を巡り、美味しいグルメを堪能しました。 ちなみに個人的に驚いたのが、途中ホテル近くのスーパーで見つけた、一貫ずつ個包装されたお寿司が並んだお魚コーナー。 東京では滅多に見かけない斬新な販売の仕方でした。 とにかく海鮮を食べ尽くした今回の旅、1日目は函館朝市で海鮮丼を食べ、 2日目は朝からホテルのビュッフェで海鮮丼を再び食べました。 お刺身ももちろんビュッフェ形式で並んでおり、朝から大満足でした。 花火は函館山へロープウェイで登り、山頂から北海道の夜景と花火を撮影しました。 北海道を一望できるので函館山はぜひ訪れてみてほしいです!
 
								四季の花が彩る旅
2024/12/13
- Myジョワ
- アクティブ
- のんびり・まったり
春夏秋冬全てのシーズンで季節の花や植物を楽しめる国営ひたち海浜公園。 どのシーズンに訪れてもその時折々の自然を楽しめ、季節ごとに違う景色が堪能できます。 掲載写真のネモフィラは4月中旬〜5月上旬頃、コキアやコスモスは10月頃が見頃です。 ちなみにひたち海浜公園はかなり広いので、歩いて散策するのも良いですが、園内で自転車を借りて巡るのもおすすめです! アトラクションも豊富にあるので、友人や家族と一緒に訪れても楽しいですし、 園内至るところに植物が咲いていて、映えスポットも豊富にあるのでカメラ片手に1人で撮影しに行くのも楽しいです! ぜひ、気になる植物の見頃の時期に訪れてみてください!
 
								紅葉シーズン初めのハイキングコースで空を飛ぶ。
2024/12/13
- Myジョワ
- のんびり・まったり
今回は気軽な日帰り旅のお話。 まだ下界はようやく秋めいてきた10月の半ばに、7時30分に出発という盛りだくさんだがのんびり日帰りバスツアー。 まずは田代高原に行くために寄った越後湯沢で、錦鯉の稚魚が売られているのを発見!金魚サイズであることに驚いたが稚魚なので当然である。金魚サイズと思って購入するととんでもないことになるので、ほしい気持ちを我慢。 ロープウェイで田代高原についたが、まだ紅葉は色はついているもののピークには少々早い。 が、まだシーズンではないのですいていて気持ちが良い。向こうに見える苗場山はすでに雪を被っている。温泉成分で色の変わった湖。人のいない広い空間を冷たい風の音が通り抜ける、高原ならではの都会の人間から見たら非日常的な風景。 そしてこのツアーのメインイベントといえば、ここから25分の空中散歩のドラゴンドラである。 山を越え、谷を下り、時には川の上を低空で飛ぶように進むロープウェイ。まるで自分が龍になったかのような感覚を味わい、まさに圧巻の景色を楽しめる。新緑や紅葉のピーク時なら、さらに感動的だっただろう。この絶景は何度でも目に焼き付けたい。 ドラゴンドラだけでも満足だが、更に次の目的地は谷川岳。 このツアーでは谷川岳のハイキングコースでのんびりするもよし、ケーブルカーに乗るもよしのスケジュールだが、時間的にこれから夕方になるので私は一の倉沢までハイキング。 遭難者が世界一多いという恐ろしいギネス記録を持つこの山は、それだけこの山へのアクセスが良く、多くの人を引きつける魅力がある証拠でもあるので、急いで盛りだくさんに見るのはもったいない。 今度はじっくり楽しむために美しく雄大な景色をスケッチを堪能した後。帰りは谷川岳ドライブインでお土産タイムに、仙台銘菓「萩の月」そっくりさん、「谷川の月」というものを発見!! ちなみに工場が併設されていて外から見ることができます。
 
								地球の歴史と自然を体感できる「泊まれる博物館」
2024/12/06
- 厳選宿 1名1室プラン
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島根県奥出雲町に位置する「奥出雲多根自然博物館」は、自然と歴史を深く知ることができる魅力的な施設です。 この博物館は、奥出雲の豊かな自然環境を背景に、地元の動植物や地域の歴史を学べる展示が行われています。 館内には化石や鉱物や岩石が展示されており、恐竜に関するインタラクティブな体験コーナーも設けられています。 訪問者は、恐竜の時代に思いを馳せながら、実際に触れたり観察したりすることで、より深く地球の紡ぐ生命の歴史を学ぶことができます。 特に訪れてほしいのが、2010年から始まった宿泊客限定の『ナイトミュージアム』です。 夜の19時から21時まで、ライトアップされた館内では、神秘的に光る恐竜の骨格標本や美しい化石が並び、太古の恐竜の世界が映像と音で表現されます。 肉食恐竜アロサウルス、ヨロイ竜エウオプロケファルス、大型草食恐竜アパトサウルス、肉食恐竜ティラノサウルス……名前を聞くとドキドキワクワクしませんか? リピーターが多いのも頷ける、太古の地球と対面できる「心躍る空間」がそこに広がっています。 宿泊客限定というのは少し残念ですが、『ナイトミュージアム』を見るために宿泊してみるのをお薦めしてしまうほどの素晴らしい体感展示です。 この博物館の最大の魅力は、「泊まれる博物館」として宿泊ができる点です。 日本で唯一、宿泊が可能な博物館で、ひとり旅でのシングルユース利用も可能となっています。 近年は情報化時代といわれて何かと気忙しい世の中ですが、展示を心置きなく満喫し、誰にも気兼ねせずに部屋で寛げる「日常では味わえない贅沢な時間」が「奥出雲多根自然博物館」にはあります。 奥出雲は歴史的にも深い場所で、美しい自然が残る地域です。 博物館からは地元の名所や数多くの温泉へのアクセスも良好です。 一人で過ごす贅沢な時間を大切にしたい方や、自然や歴史を身近に感じたい方にとって、「奥出雲多根自然博物館」は素晴らしい体験を提供してくれる場所になるでしょう。
 
								#44 下呂温泉と美空間への誘い(いざない)
2024/11/26
- 動画
- リッチ
- のんびり・まったり
有馬温泉や草津温泉とともに「日本三名泉」と謳われる下呂温泉・高台の一角に佇む温泉宿は「静寂」をコンセプトに、洗練された14の客室に伝統や先進性、国を超えた多彩な意匠を織り込み、「美肌の湯」と名高い源泉湯や飛騨牛の会席コースがゲストたちの心に寄り添う。(敷地面積:1500坪)
 
								学生気分の居候旅
2024/11/18
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- のんびり・まったり
- 歴史と伝統
2000年代前半、学生の頃からのライターのアルバイトが数か月ほどフリーだったので。 不況の中でも良い給料をもらっていた事もあり、暇さえあれば旅行を楽しんでいました。 ある時、同じクラスだったOさんが、高山で知人がやっている下宿屋で絵の仕事をしているというので。開通して5年ほど経った新宿~飛騨高山線の高速バスに乗り、4月の初め、高山祭を見るため寒さの季節が残る高山を訪れ、半ば居候のような形で8日間周辺を旅しました。 高山祭のからくり屋台、飛騨地方の古い町並み、そして合掌造りの機能美。じっくりとそれらを観察することで、学生時代に夢中になっていた日本美術に加えて、日本建築や日本の色彩の魅力に更にのめり込むことになりました。 滞在中、高山の朝市で仲良くなったおばあさんや家具職人の夫婦との交流。 まだ梅が咲き始めたばかりだった高山も、8日間の滞在で梅や桜が一斉に満開となり、寒い地方では春の花が一斉に咲く事を知りました。 また、当時はまだ飛騨古川が今ほど有名ではなく、地元の人から「古川祭は素晴らしいので見に行きなさい」と勧められ、初めて聞く飛騨古川へ。しかしそこで見た古川があまりにも美しく、観光地化されていない街並み。和ろうそく。高山祭とは少し小さ目ながら美しいからくり屋台。まだまだ地元のお祭りといった雰囲気がそこにありました。 その頃は著名人がひそかに訪れ、旅館も2年先まで予約が埋まっているほどの状態だった飛騨古川は。その後すぐに朝ドラの舞台となり、さらに15年後には「君の名は」の街のモデルとなり、今では大人気の観光地になりましたね。
 
								1人の画家の故郷から木曽路に向かう。
2024/11/18
- Myジョワ
- 歴史と伝統
熊谷守一(くまがいもりかず)の故郷を見に、携帯電話の地図情報と町の観光課を頼りに、新幹線に乗り名古屋駅から中央西線の中津川駅からバスで付知町へ。 車内で「東京からわざわざこんなところへ?!」と驚かれ、町の観光課も「熊谷守一記念館もあまり展示数無いですよ。あとは付知峡以外は特に何もないです」と自負する田舎っぷり。しかしそこが良い。 夕方になるころ馬籠に行くために再び中津川駅まで戻り、無料送迎してくれる民宿だったので馬籠宿の入り口の道標のそばにある民宿へ。朝も馬籠宿のそばまで送ってくれた。 馬籠は山道に張り付くように街が形成され、田んぼから急に街なかになるのが良い。非常に急な坂。そして標高がどんどん上がっていくのにどんどん賑やかになっていくのが面白い。文明こそ違うがインカ帝国の街はきっとこんな感じだったのだろう。 そしてそのまま旧中山道を妻籠まで歩き、そこからバスで南木曽に中央本線で帰る事に。 妻籠に行く目的は、小学校1年の頃、非常に気に入った柘植の櫛と、よく祖母がお土産でくれた動物独楽を妻籠で買った記憶があったからだ。 しかし、妻籠はすっかり観光地化されてしまい、まるで時代劇のセットのような雰囲気。地元の人に聞いても肝心の柘植細工屋も動物独楽も存在せず、後に別の場所と判明。途中に通った大妻籠という場所がすごくよかったため、かなり残念な気分になった。 木曽路にて昔ながらの街並みを楽しみたい人は馬籠と大妻籠が良い。そして南木曽駅の寂れっぷりが可哀想なので、是非南木曽駅は利用していただきたい。
 
								冬の小岩井農場でひとりの世界を堪能!
2024/11/18
- Myジョワ
- のんびり・まったり
- 女子的
岩手県の小岩井農場は、県内でもメジャーな観光地です。 東京ドーム約640個分の広さで、自然を思いっきり満喫できます。 訪れるなら夏がベストシーズンといわれていますが、今回はあえて「冬」に訪れてみました! 今回は、レンタカーを使用しなかったため、小岩井駅からタクシーで向かいました。 小岩井農場までは、およそ15分でした。 到着後、お客さんはゼロ! すれ違ったのは、園内のスタッフさんだけでした。 まさかの貸し切りで、なんだかワクワクとした気持ちに。 あたりは、どこを見ても雪景色がいっぱいに広がります。 冷たい空気と誰もいない静けさを堪能しながら、園内を気の向くまま歩きました。 まるで絵本やゲームの世界にいるような不思議さがありました。 日常とはかけ離れた世界を存分に楽しめて大満足(^^) 良いリフレッシュになりました! あえてオフシーズンの冬に訪れる、ひとり旅の醍醐味ではないでしょうか♪

